当院のリハビリテーション
私たちは患者さんが住み慣れた地域で、その人らしく、
豊かに暮らせるための最良のリハビリテーションを提供します
地域のリハビリテーション医療の中心となれるように、超急性期から回復期、そして在宅まで一貫したリハビリテーションを行っています。また、50名以上の専門スタッフが在籍し、最新のリハビリテーション機器を導入して、充実したリハビリテーションを提供します。患者さんが何を大事しているのか、今後の人生をどう過ごされたいのかをお聞かせいただき、退院後の生活が少しでも良くなるように、患者さんの個々の特性に応じた適切な支援を行っています。
各種療法に関して
- 理学療法
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理学療法士(PT)とは、脳血管障がいや骨折等の様々な病気や怪我で運動機能が低下した状態にある方に対して、運動療法を通して、起き上がりや立ち上がり、歩くといった基本的動作や日常生活動作能力の向上を図る専門職です。
当院ではICUや急性期病棟から早期介入することにより、機能回復はもちろん、入院生活による筋力低下や関節拘縮等の廃用症候群の予防を図り早期退院できることを目標としています。また、退院後の生活に向けて、一人一人に合った運動プログラムを考えて、ご自宅で安全・安心に生活を送るために必要な福祉用具の選定や環境調整についても支援します。
- 作業療法
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作業療法士(OT)とは、怪我や病気などで身体または精神に障がいを受けた方に対して、患者さんの気持ちに寄り添いながら、意味のある作業活動や日常生活動作(食事・整容・更衣・トイレ 他)、家事動作などを通して、生活の質の向上を目指す専門職です。
当院では、主に脳血管障がいや廃用症候群の患者さんを対象に、上肢機能練習や日常生活動作練習、家事動作練習、福祉用具の選定、生活環境の調整等を実施し、退院先の生活に応じて必要なリハビリテーションを考え、提供しております。
- 言語聴覚療法
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言語聴覚士(ST)とは、言語や発声、認知などの問題によりコミュニケーションに支障がある方、食べたり飲んだりすることが難しい方に対して、患者さん一人ひとりに合わせたリハビリテーションを提供し、その人らしい生活が送れるようにサポートする専門職です。
当院では、脳血管障がい等により言葉が出にくい、呂律が回らないなどの症状の方に対して言語練習や発声練習などを行い、退院後の生活を想定したコミュニケーション方法を支援しています。また、飲み込みが難しくなった方に対して専門的な評価を行い、多職種と連携して適切な食事環境を提案しています。
外来リハビリについて
- 外来リハビリは、当院の整形外科、神経内科等の外来医師からのリハビリテーション指示により行わせていただきます。
- 現在、他院に通院(入院)されており、当院で継続した外来リハビリを希望される方や介護保険の要支援・要介護認定を受けている方、リハビリの期限が過ぎている方はリハビリが行えないこともありますので、事前に電話にてお問合せ下さい。
- 外来リハビリは完全予約制となっておりますが、場合によってお待たせすることもありますのでご了承下さい。実施頻度や日時は、担当スタッフと相談の上決定させて頂きます。
- 外来リハビリ前には健康観察等の医師による診察があります。
外来診療担当医表
- 診療科
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
- 土
- ※休診・代診につきましては随時最新情報に更新しておりますが、急な変更によりお知らせができない場合もございます。ご理解くださいますようお願い致します。ご来院の際にはお問い合わせください。
- ※救急患者は救急科もしくは総合診療科で対応いたします。
- ※内科は内科新患医師、その他は当該科医師、それ以外の対応(主に相談など)は外来責任医師が担当します。
- ※整形外科の水曜日午後の肩関節外来は完全予約制です。同外来宛の紹介状をお持ちの方のご受診に限定されます。
- ※「*」は女性医師です。