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住所〒116-0012 東京都荒川区東尾久5-45-1

療科のご紹介

循環器内科

特徴・特色

人体の中で、血液を全身に循環させ体の隅々まで酸素と栄養を送るシステムを循環系と呼んでいます。これは血液を送り出すポンプである心臓および血液の通り道である血管(動脈、静脈)からなっております。これら心臓、血管が正常に機能できなくなったものを循環器疾患と呼びます。それらには様々な要因からなる疾患があり、その疾患の診断、治療を行うのが循環器科です。

循環器科では、高血圧、狭心症、不整脈といった循環疾患だけではなく、その要因となる、コレステロール異常といった動脈硬化の要因となる疾患、更に高血圧などの診断、治療にも力を入れています。

症状、疾患、治療紹介

症状

循環器疾患の代表的な症状は以下の通りです。

症状 対象疾患 検査項目
胸痛 狭心症、心筋梗塞 MRI、心電図、心臓超音波検査、冠動脈CT
呼吸困難 心不全 胸部レントゲン、心臓超音波検査
脈の乱れ、動悸 不整脈 心電図、長時間携帯型心電計
疾患

循環器疾患全般について扱っておりますが、当院では下記の様な疾患を主に扱っております。

  • 高血圧症
  • 虚血性心疾患(狭心症や急性心筋梗塞など)
  • 心不全
  • 不整脈(心房細動など)
  • 循環器疾患にならないための予防医学(高コレステロール血症など)
治療紹介

高血圧症

血圧測定にて安静時130/70mmHg以上、健康診断などの随時血圧で140/80mmHg以上が高血圧症と判断されます。原因としては、加齢、生活習慣に伴う本態性高血圧といわれるものが殆どですが、ホルモン異常による疾患に関連した高血圧症もあります。原因を精査した上で、病態にあった降圧剤を選択します。

虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞など)

心臓の筋肉に酸素、栄養を送る冠動脈に血流障害が起こるために生じる疾患です。殆どは動脈硬化症による血流障害ですが、自律神経の異常から冠動脈の痙攣によって血流障害が起こる場合もあります。一時的な血流障害であれば狭心症、心筋に障害が起こるまで血流障害、途絶が起これば心筋梗塞です。心筋梗塞であれば最近までは約10%程度の患者さんが病院までたどり着けず突然死となっておりましたが、最近はかなり改善してきていますが、突然死は0%になっていません。

そのため、虚血性心疾患の早期発見として、狭心症の診断、治療のため、心電図、心臓超音波検査、冠動脈CT、MRIを当院では行なっています。

心不全

心臓が充分に血液を循環させることができない状態を心不全と言います。心臓の機能が低下した事によって起こりますが、その原因としては、前述した心筋梗塞による心臓の機能の低下、生まれつき心筋細胞の力が弱い心筋症といった疾患があります。心筋細胞は障害された後は元に戻れないので、心不全になりやすくなります。それを補うため、心不全にならないようにするための薬物療法を当院では行なっております。

不整脈

規則正しく心臓が拍動しない事を不整脈と言いますが、健康な人でも認められる軽症なものから突然死に繋がる重症なものまでかなり幅広い病態を指します。

最近では、高齢化社会になり、加齢と共に発生頻度が多くなる心房細動という不整脈が問題になってきています。それは、この心房細動は心臓の中に血流がスムーズに行かない場所ができるため、血液の塊、血栓が生じ易く、それが脳梗塞の原因となってしまうためです。その血栓を予防するための薬物治療や、症状を警戒するための薬物治療を当院では行なっています。

循環器疾患にならないための予防医学

高血圧症、虚血性心疾患の原因として動脈硬化症がありましたが、これは加齢と共に進行するものであり、全くない事にすることはできませんが、それでも、血中のコレステロールが高値の場合、通常より進行が早くなります。それを予防するための薬物治療を当院では行なっています。

診療について

循環器内科は常勤医2名、非常勤医4名体制にて月〜土曜日まで毎日外来を行なっております。午前、午後共診療可能ですが、担当医の都合により診察をお受けできない場合がありますのでご注意下さい。また、時間外に関しても同様に診察をお受けできない場合があります。

主な医療機器、設備

医療機器・設備 説明
心臓超音波検査装置(心エコー) 心臓の形態、機能を評価する装置
長時間携帯型心電計(Holter心電図) 24時間心電図を記録し不整脈の診断を行う装置
体外式ペースメーカー 徐脈に対して一時的に使用するペースメーカー
脈波伝導速度測定装置 血管年令(血管の硬さ)の測定する装置

Schedule

外来診療担当医表

診療科
  • ※休診・代診につきましては随時最新情報に更新しておりますが、急な変更によりお知らせができない場合もございます。ご理解くださいますようお願い致します。ご来院の際にはお問い合わせください。
  • ※救急患者は救急科もしくは総合診療科で対応いたします。
  • ※内科は内科新患医師、その他は当該科医師、それ以外の対応(主に相談など)は外来責任医師が担当します。
  • ※整形外科の水曜日午後の肩関節外来は完全予約制です。同外来宛の紹介状をお持ちの方のご受診に限定されます。
  • ※「*」は女性医師です。