診療科のご紹介
外科(一般・消化器外科)
当科の対応可能な症状・疾患
- ①日々のちょっとした切り傷や火傷などの外傷(形成外科と連携)
- ②腹痛や吐下血などの消化器全般の症状(消化器内科と連携)
- ③盲腸(虫垂炎)や脱腸(鼠径部ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア)、痔核や痔瘻など一般外科領域の疾患
- ④胆石症、腸閉塞、さらに胃癌や大腸癌を中心とした消化器悪性疾患
当院では、上記の患者さんに対する外来・入院治療を行っております(具体的には下記「対象疾患及び特色」をご参照下さい)。さらに高度な医療が必要となる患者さんに関して「日本医科大学特別連携病院」である当院は、同大学病院をはじめとした専門施設と連携することにより幅広く対応できると自負しております。医師が親身に御相談・治療にあたりますので、体調に変化のある方・ご不安のある方はぜひ外来を受診下さい。
診療内容
主に行う手術は、胃癌、大腸癌、腸閉塞、腹膜炎手術、人工肛門造設術、ポート造設術、胃瘻造設術、虫垂炎、痔核、胆石・胆嚢炎、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなどです。腹部手術の多くは同じ内容でもその方法に「開腹手術」と「腹腔鏡手術」があります。「腹腔鏡手術」はお身体への負担が少ないことや、手術の内容によっては合併症の発生率を減らせることから、患者さんに有益であると判断された場合には、「腹腔鏡手術」を積極的に行っております。腹腔鏡手術の対象としては、胃癌、大腸癌、腸閉塞、虫垂炎、腹膜炎手術、胆石・胆嚢炎、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなどです。
当科では、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)と大腸内視鏡検査も担当しています。大腸内視鏡検査では、苦痛を軽減するために、鎮痛剤を使用して行っております。内視鏡的ポリープ切除術や内視鏡的止血術などの内視鏡治療も消化器内科と共同し行っております。内視鏡的ポリープ切除術を施行した場合は、切除後の経過をしっかりみるために1泊入院をしていただいています。
しっかりとしたチームワークでスムーズな手術をおこなっています。
対象疾患及び特色
当科が対象としている臓器は消化管(食道から肛門に至るまで)、肝臓・胆嚢・膵臓、体表では皮膚・皮下・腹壁など広範囲にわたります。これらの臓器の疾患を手術ないし薬で治療いたします。必ずしも手術になるわけではないので安心して受診いただけたらと存じます。
- 消化管の疾患
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食道 逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、食道癌 胃 胃癌、胃潰瘍、胃炎、胃粘膜化腫瘍 十二指腸 十二指腸潰瘍 小腸 腸閉塞、急性腸炎 大腸 大腸癌(結腸癌、直腸癌)、虫垂炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、便秘症、過敏性腸症候群 肛門 痔核
- 肝臓・胆嚢・膵臓
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肝臓 原発性肝癌、転移性肝癌 胆嚢 胆石症、胆嚢腺筋症、胆嚢炎、総胆管結石、胆嚢癌 膵臓 膵臓癌、急性膵炎、慢性膵炎
- 腹壁疾患
- 鼠径部(鼠経・大腿)ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア
当院院長は、昨年まで日本医科大学付属病院消化器外科で永きに亘り上部消化管(食道・胃)グループ、ヘルニア疾患グループのトップを務めておりました。また川東外科部長をはじめ、経験豊富なスタッフが在籍しており必要に応じて日本医科大学付属病院からの応援も可能であります。患者さんにおかれましては安心してご受診いただければと存じます。
外来診療担当医表
- 診療科
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
- 土
- ※休診・代診につきましては随時最新情報に更新しておりますが、急な変更によりお知らせができない場合もございます。ご理解くださいますようお願い致します。ご来院の際にはお問い合わせください。
- ※救急患者は救急科もしくは総合診療科で対応いたします。
- ※内科は内科新患医師、その他は当該科医師、それ以外の対応(主に相談など)は外来責任医師が担当します。
- ※整形外科の水曜日午後の肩関節外来は完全予約制です。同外来宛の紹介状をお持ちの方のご受診に限定されます。
- ※「*」は女性医師です。